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ゆっくりと体を倒されて優しく枕へと降ろされる。



さっき抱き締め合った時、相葉くんの熱い体に一気に心臓がドクドクしてきた。


相葉くんもきっと不安で緊張してるに違いないから。


やっとここまでこれたんだから…


もう恥ずかしさとか忘れて、目の前の相葉くんにちゃんと向き合わなきゃ…



パチンと音がして相葉くんの猛った中心に透明な滑りが纏われた。


両足の膝裏に手を差し込まれ、ぐいっと腰が持ち上げられる。


見上げると熱っぽい中にも強い意志を持った男らしい眼差しで見下ろされ、その瞬間ドクドクと心臓が早鐘を打ち。


「いくよ…」


微かにそう囁いて、拡げられた入口に相葉くんの先端がくちゅ…と押し付けられた。


そしてそのままゆっくりと中に押し入ってきた途端、もの凄い圧迫感に襲われて。


「んぁっ…」

「ぁっ、だ…だいじょ、」

「へーきっ…はぁっ、いいよ…あいばく…」


指とは比べ物にならない圧に驚いたけど、慌てて腰を引こうとする相葉くんを遮った。



だいじょうぶっ…


ちゃんと準備…したんだもん…



薄目を開ければ、さっきとは打って変わって不安そうに眉を下げる顔が視界に入り。


無理をさせたくないという相葉くんの優しさが伝わってきて、少しでも安心させたくて微笑みかける。


「大丈夫だよ…ねぇ、相葉くん…
平気だから…きて…？」


そう告げれば埋め込まれていた先端がピクッと反応して。


そして、ぐっ…と一度宛がわれたかと思うと、滑りに任せてググッと中に侵入してきた。


「あぁっ…！あっ…んっ、」


大丈夫と言いながらも思わず出てしまった声を必死に手で押さえる。



こんな声出したら相葉くん心配しちゃうっ…



「はぁっ、にのちゃ…ぅっ、やっば…」


口を押さえたまま目を上げれば、眉を顰めて耐えるような相葉くんの顔。


途中まで飲み込まれた相葉くんの中心を声を上げる度にきゅっと締め付けてしまっていて。


きっと相葉くんもキツイんだろうけど、これはどうしたってコントロールが利かないみたい。


「あっ、ごめっ…キツい…？」

「ううんっ…もっ、にのちゃんの中…すっごく、熱い…」


そう呟き薄っすら目を開けた相葉くんの瞳が、揺れて煌めきながら細められた。