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Best name ~ ひまわりとの約束 ~

第4章 素直な心

オレはカズマに連絡とりながら

そのままカンナを連れて

駅の方に向かった







『は・・・葉月さんっ!!!

大丈夫っ?・・・大丈夫っ??

ごめんね、ぼく・・・ぼくのせいで』




いつもオレら高校生のたまり場の

ファーストフード店に入ると

アオタンつくったタクミが

泣きべそかきながら

カンナに駆け寄ってきた





『吉岡くん・・・うん私は平気よ。

吉岡くんこそ大丈夫?

ごめんね・・・痛いよね?

ごめんね吉岡くん・・・』





カンナが労りながら
タクミの前に立って心配そうにする






『こ…これくらい平気だよ!!
ぼくだって男だしね!

それに葉月さんが謝る事じゃ
ないんだから・・・!!』





タクミが鼻血出しそうな顔して(笑)
カンナの前で気合い入れていた





『うん・・・でも』





すまなそうにタクミの傷を見て
カンナはうつむいた








『ま!いーじゃんいーじゃん♪?

とりあえず座れよ

葉月チャンもさ?ケイゴも♪』





そんな空気をカズマが一蹴して
とりあえず四人で席についた









・・・なんなんだコレ?









ま・・・いっか?


とりあえず・・・疲れたし。

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