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Best name ~ ひまわりとの約束 ~

第9章 一瞬を必死に生きろ・・・

『たかが…∥三流大∥行くために

そんな心配してくれなくていーっての…

お前らは・・・』






思わぬ仲間の気遣いに

照れくさを隠しきれずに

皮肉みたいな事を吐いてしまった






『け、けぇご・・・もぉ

すぐそういう言い方するんだから。

せっかく片桐くんたちが一生懸命に・・・』







『・・・るさいな』







『・・・~てかさケイゴ

三流大だろ~が…五流大だろ~が

医者は∥医者∥じゃね???

偏差値70オーバーの一流大出たら

イコール∥良い医者∥になれんの?』











『・・・』




不意を突いて意外な事を言うのは

カズマだった。








『か・・・片桐くん…すごい

良いこと言う・・・!!!』





カンナが両手組んで

目をキラキラさせてカズマを見上げる





『でしょ・・・?(笑)』





『うん・・・!!!そうだょ!

勉強って、、、本当の勉強は

∥医者になってから∥が勉強だもん

大学なんて、どこだって…そうだよ!』







『だろ?だろ?(笑)

だから偏差値底辺でもなんでも

カンニングでも裏口でも(笑)

入っちまえばなんとかなるんだよ♪』





『ぁ、、、、でも片桐くん

カンニングは・・・』





『相変わらず通じねぇなハヅキちゃん(笑)』





心配げなカンナを

カズマがニカッと笑ってごまかした










『ケイゴは、絶対・・・

やさしくて、良いお医者さんに…

∥本物の医者∥になれる・・・!

あたし・・・なんか確信してるの』









『ピュ~~♪・・・言うねぇ~(笑)

ごちそーさん♪』

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