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Best name ~ ひまわりとの約束 ~

第16章 オトナになる事・・・麻痺する事

「ぉ♪滝川先生~

この間はコンサルありがとう

いや~緊急@♯%#&で間一髪、助かったよ」




『あぁ、成田先生

お疲れ様です~(笑)・・・((ゲッ))』



すれ違い様にボクを呼び止めるのは

病院イチオシの(?)イケメンドクター




・・・。



・・・なんで「ゲッ」…って?(笑)





「君なら絶対、浅田先生の後を担う

脳外科のエースになるって思ってたよ♪

今度はすっかり骨オタクかい?ハハハ

いや、しかしさ〇▲◎●~」





よくもまぁ動く口だこと・・・(苦笑)




『ハハハ・・・浅田先生の後釜とか

天変地異が起こっても不可能デスネ(苦笑)』





「ところで滝川くん君さ~♪この際だ

良い経験だと思うんだけど産科に来ない?

整形なら成り手も多いし♪外科部長には

僕がはからっちゃうからさ♪

なんてったって産科は【面】も大切だし?

君ならきっと~♪」






なんて?

ありがたいトレード(?)を

しかけてくる産科のシニアドクターは…




妊婦さんウケ最高の

この甘~いマスクと

爽やか~な笑顔で

間違いなく人気の先生らしいんだが・・・




まぁ、そこは

同業者として?…或いは

同じ【オス♂】としての?


ボクの勘であろうか




ゾワ~~ってやつね♪




目の前の爽やかな笑顔の

その下で



なかなか…えげつなさそうなんだよね

この先生(笑)




ボクの同期の一人が

過労と精神病んで消えたのは



コノヒトが原因~なんて


風のウワサもあるせいかな?





『ボクなんかがですか?

ハハハ、光栄ですよ成田先生

~いや…ただ…5年は早いって

門前払いくらいますよね確実に(笑)』






まぁ・・・軽く流して退散するのは

暗黙の手段さ♪

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