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Best name ~ ひまわりとの約束 ~

第16章 オトナになる事・・・麻痺する事

子どものころ


ガキのころ?



血気盛んな

中学、高校生のころ・・・



ボクはレッテルを貼られるのが

キライだった




何々だから優秀


これこれだから落ちこぼれ





だけど

悲しいかな





大人になればなるほど




世の中なんて

良くも悪くも

レッテルを貼られてるのが

当たり前になっている

そんな現実を知ることになった





決めつけるのはやめましょう…


そう言いながらも

〃それは無理だ〃と

腹の中で思っている




子ども社会にも

良い大人の中でも

イジメがなくならないのと一緒で




無意識・・・そして

当たり前のように蔓延している





例えば、その人の家柄だとか

地位や…職業をみて

勝手な決めつけと

勝手な期待値で



目をギラつかせて

相手を品定めしてはジャッジして

狙いを定めては寄ってくる




そんな・・・人間に限って




その人の人間性や

本質に目を向けることも


人を見ることも

ろくに出来ない




そんな人間だってことは

言わずともわかる事だけれど





そういう

消せない


〃世の中の理(ことわり)〃

が、あることも




皮肉にも

自分の選んだ職業柄



そんなレッテルの大好きな人間が



その〃肩書き〃だけで

自分のまわりをウロチョロする・・・




そんな景色も、また



ボクにとって


ひとつの〃現実〃だった


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