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Best name ~ ひまわりとの約束 ~

第17章 大切な弟・・・可愛い妹

『マナミぃ~…おめぇなにやってんだぁ?

あ~…おぃ、お兄さん忙しんだからなァ

いつまでも迷惑かけるわけに~・・・』




その後を追って来るのは

怪力オヤジ・・・じゃなくて(笑)

ソウタサン




と、その時?


何やらムッとしたような、更には

一瞬、少しイタズラな

小悪魔な表情を浮かべて美女は




くるっ・・・



っと、ボクの方に再度振り向く




『そうだぁ…そう言えば~

お兄ちゃんは・・・もう?

∥お相手∥いらっしゃるんですか~?』





『はい?』



今度はなんだ?美女チャン?





『マナミぃ~・・・バカヤロお前~

いい加減にしやがれチクショ

みさかいねぇやつだなぁバカヤロ

不謹慎だろぉがぁ~・・・こんな時になぁ

あー、お兄さん…気にしないで下さい?

コイツはいつも・・・』





『・・・(苦笑)』






『ふふん~~♪だってさぁ

お兄ちゃんとあたしが結婚したらさ

アイルとあたし∥姉妹∥になれるっしょ?♪

ねーー?お兄ちゃん♪(笑)』




『・・・ハハハ』



なんて純情で…なんていい加減な志望動機(笑)





やっぱただのアタマぶっ飛んだオンナか?


なんて思いかけたところに


ボクは・・・





『マナミぃ・・・バカヤロおめぇ

いい加減にしやがれ…ったく』






ほぅ・・・?…あ・・・なるほどね♪



ボクは名前のないその空気と

勝手に作動する自分の勘でピンときて

思わず笑った




なんだ・・・この二人

∥そういうこと∥・・・ね♪




なんだか∥同じニオイ∥がすると

なんとなく思ってたんだ♪(笑)




あーぁ、オッサンからかって

悪い美女チャンだねぇ♪



ボクは漫才してるようなそのコンビに

一礼して、そっとはなれる

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