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Best name ~ ひまわりとの約束 ~

第17章 大切な弟・・・可愛い妹

『リョウキ~♪おはよ』



『おはよございます・・・』



そうこうしてるうちに

続いてリョウキがやって来た



こちらはシンプルに

着替えらしき物のバックを片手に



あーあーぁ

あれほど休めって言ったのにね?

(苦笑)


リョウキもろくに寝てない顔をしていた




類は友を呼ぶ・・・とは

よく言ったものだよね♪




『ソウタさんは・・・』


『車停めに行ってるよ♪』




『休憩出来るスペース近くにあるから

皆さん…一旦そこに集まっては?』



ボクはそうすすめて仕事に戻る






・・・そこへ




ピー…ピー…ピー…



ボクの胸元のシーバーが鳴り響いた




『はい・・・。・・・了解です』




ボクは通話を切り

二人の方を振り返る



『ヒソヒソ…~お兄ちゃん、なんか本格的に

医者~って感じだねリョウキ♪』



『~・・・。・・・兄貴、オレら

ここで待たせてもらうからさ』



リョウキなりにボクに気を遣って

仕事に戻るように言ってるみたいだけど




『クス・・・~なに言ってんだリョウキ

お前も…∥行くぞ∥・・・一緒に』





『・・・は』






『・・・意識・・・戻った・・・』




『・・・ぇ』


『ほんとっ・・・?!お兄ちゃん!!』






『アイルちゃん意識戻ったよ・・・♪』



ボクは・・・ようやく

弟に・・・彼女の家族に

作り笑いではなく

心から笑顔を向けることができた


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