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Best name ~ ひまわりとの約束 ~

第18章 弟の・・・覚悟


『・・・アイルちゃん(苦笑)』





『・・・~』





『どうしたの・・・急に(笑)』





『・・・先生の方が…優しいし…大人だし

わたしは・・・先生のほうが・・・すき』





『オトナをからかう元気が出てきた?♪』





『・・・そんなこと…しませんょ』





本人は…17歳の高校生だと


彼女の脳内は…今は

そうなってるんだよね


思春期の…女の子。






『・・・君とボクとじゃ、ちょっと

年が離れすぎてるんじゃないかな♪?』





『ゎ…わたし別に…そういう意味で・・・』




『・・・(笑)』






『オトナの人って・・・すぐ

そうやってごまかすんだもん』






『ハハハ・・・そうかもね』






『・・・先生のほうが・・・すき』





耳を赤くして…純朴な事を言って

可愛らしいこと・・・♪







ホラついにキタよ~♪

ボクの時代~!ヒャッホ~イ♪





・・・って


いつものノリでいくところだけどね♪





これが・・・・・平常時ならね






『ふふ・・・アイルちゃん』




目の前にいる人は

同じ・・・∥その人∥に

違いはないのだけれど



弟も…それを受け入れて

進もうとしているのだけれど




だけど・・・やっぱり

ちがうんだ





大切な記憶をなくして


そんなことを言うキミは





ボクに・・・そんなことを言うキミは





ボクにとっては


キミでありながら




やっぱり・・・キミじゃないんだ。


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