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『ｸｽ・・・リョウキは連絡とれたの？

帰ってくるって・・・？』





『ぁ…はい。・・・えぇと、あの

∥帰ってくるな∥って…言っちゃいました』





『ぁ・・・あぁそう？(苦笑)』



母は強し…ってやつ？

こんなに強烈だったっけこの子？(笑)





『ゃ…あの、そういう意味じゃなくて…～

一生懸命…働いてくれてるから・・・』




『・・・(笑)』




『それくらい言っちゃった方が

逆に良いのかな…～なんて

ぁは・・・やっぱまずかったかなぁ

私も…この子たち預けて早めに

仕事に戻ろうかな、とも考えてるんですけど』






『へぇ・・・？』


ちょっと意外だったな・・・♪






『～～色んな事が追い付かなくて

まだまだ、その…現実的じゃないけど

ただ…ホントは・・・今

この子たちの成長を見ながら

リョウキが帰ってくるのを待ってる

そんな毎日が・・・嬉しいんです』





『・・・ふふ♪』







『リョウキは・・・子どもが大好きだから。

家に…四人で居られる時間は

本当によく…精一杯、やってくれてるのに

・・・。・・・あぁ、私

あんな言い方しなきゃよかったな・・・。

本当は…彼も、もっと…この子たちと

いたいはずなのに。・・・・・・だから

せめて私はしばらく家でこの子たちと

リョウキの帰りを…待ってようかな、って』






『うん・・・うん』






『私…リョウキとちがって、全然

器用に立ち回れないから・・・

頭いっぱいで、こんなになっちゃうなら

子どもたち預けて…仕事してる方が

私には良いのかな？とか…思いますけど

３才くらいまでは…一緒に、とか・・・

～おにいさんはどう思います？

・・・って、それ聞くのもおかしいかなぁ』





『・・・♪』




幸せの裏には・・・大変さ。



大変さの裏には・・・やっぱり・・・幸せ。




そんな…弟夫婦の姿