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ねぇもう嫌・・・

第11章 検査③



愛撫が無くなった。



時が止まったように私の体が静かになった。



『…終了。』



パチパチと手袋を外す音が聞こえた。



『後は任せる。』



「了解。陽菜ちゃん一旦休もっか。」



柊先生と看護師が部屋を出て行った。



先生と私だけがこの部屋に残された。




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