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ねぇもう嫌・・・

第14章 先生と




先生は煽ることなく、ただ私の応答を待っている。



その黒い服では何も許されないように思えた。



「…デ…っ」



ようやく絞り出した言葉を先生がオウム返しする。



「で、…っ出ちゃう……っ」



こんな事に苦悶する自分に嫌気が差し、また泣きそうになる。



先生が慌てて浴室の扉を開けた。







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