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卑怯なボクは深海魚

第11章 利用しますよ?その感情…



「遅かったな――――…大丈夫か?」




何とか処理をしてトイレを出ると――――…先輩がボクを待っていた



気がつくと…


あのホラー映画は終り…本日最後の上映ターンに入っていた



ボクは…どのくらい個室で固まっていたんだろう…



なのに――――…先輩は待っていてくれた





「ここから出ようぜ――――…流石に長居した」





「――――はい…」





ボクは先輩の後を――――…黙ってついていく…




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