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卑怯なボクは深海魚

第12章 振り返り…出る感情の真意


「///はっ?!ボク、そこまで図々しくないです!!


だって――――…先輩ノーマル、ノンケですよ!!結局――――…ボクは彼女さんの魅力には勝てません!

先輩――――…後悔するかも――――…」






――――…ノーマル?ノンケ?



こいつ何を言ってるんだ?ったく…




俺はポケットからスマホを取り出すと――――…




画面をタップし電話をかけた――――…








「///先輩……?」





「――――あ、もしもし…ごめん…

急用が――――…うん、あ~…うん……



それと――――…ごめん




別れて欲しいんだ――――…本当にごめん…


うん――――…今までありがとう…受験…頑張ろうね…


――――…じゃぁ…さようなら」







俺は、通話を切り――――…辻山を、見た…





「先輩――――…何を…したんですか?」







「彼女と別れた――――…泣かれたけど


アイツが浮気してたの知ってたし――――…

案外…すんなり」





「いやいや!!そう言うことじゃなくて!!」




「うるせぇなぁ!!!

俺と――――…付き合うのか?付き合わないのか?どっちだよ!!」




俺は自分のなかで大パニックが起きているのを承知で辻山に言い寄る!!






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