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卑怯なボクは深海魚

第14章 これは…デートですか?


「ゴッホ!ゥッボッ!はぁ、はぁ、はぁ!」



苦しかった――――…



でも




でも…それを上回る…



嬉しさ――――…愛おしさ――――…




「すっげぇ…///気持ち良かった…」




「///ボクも――――…」




喉の奥からジワジワと感じられる先輩の味を…感じる


今、息をするとダイレクトに肺のなかに先輩の香りか貯まっていくのか解る




「///先輩――――…先に出ててください…お店の方に怪しまれるし…お願いします」



先輩は…ボクの頭を優しく撫でてから「おう…辻山も早く来いよ」と個室を出ていった






「////早く…出られる訳無いじゃないですか…」





ボクは自分の状態を一人残った個室でどう処理しようか頭を悩ませる



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