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卑怯なボクは深海魚

第16章 積らぬ雪の運命


最低な俺には――――…勿体ないくらいのヤツだった


でも――――…




辻山のお陰で…少しは変われたのかな俺?




学校に行けば――――…いつもと変わらない日々が待っていたけど




やっぱり…俺のなかで何かが変わった





最低な俺を…それでも良いと言ってくれた辻山




好きだと言ってくれた辻山…




「ごめん――――…は…俺の台詞だろ?」





だが…俺はその台詞を辻山に言えず




卒業を迎えた――――…





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