卑怯なボクは深海魚
第4章 不愉快なオアシス
――――…凄く…興奮した
凄く――――…集中した――――…
手の震えは――――…嘘のように止まり
俺は、何事もなく…生活出来た――――…
罪悪感と不安感――――…それが…俺の中で渦巻いている間は
俺は安定した生活がおくれた――――…
期待されても、過剰評価されても――――…
「俺は、そんな人間じゃない!!」と、強く言い切れるモノが出来た――――…
俺を上部でしか見ていない奴らを心の中で笑っていれた
【犯罪】と引き換えに――――…安定を手に入れたのだと…
俺の中で納得したのだ