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5色の星☆アソート

第12章 目覚めたら SN7 翔



肩で息しながらニノの上に倒れこむ俺。

疲労困憊、満身創痍
だけど気分は最高


「ごめん、重くて・・・」
「いいよ・・・ずっとこうしていたいくらい・・・」


横目で時計を見ると、もうそろそろ明け方、と言われる時間。


「このまま寝たい・・・」
「それは困ります」

クスッと笑ってニノが動こうとする。

待って・・・もう少しだけこのままでいて・・・

そんな呟きは口の中でむにゃむにゃ言ってるだけになってしまった。
腕の中にあったかいニノを抱いて重い瞼がゆっくり落ちる、この心地よさ。


俺の髪を撫でてくれてる愛しい人は 次に目覚めた時も傍にいてくれるよな?
これは全部夢だったとかそういうオチじゃないよな?


腕の中のこの幸せが逃げないように・・・
そんな想いを込めて 俺はニノを抱く腕により一層の力を込めた。






END



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