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5色の星☆アソート

第17章 HB 潤くん(2013) MN5 ニノ


5-3

噂のこと、気にしてた、って認めたら、張りつめてた気持ちが ほわっと緩んだ
俺の肩の力が抜けたこと、潤君にも通じたんだな

俺を見る潤くんの目が 一段と優しくなって、おいで、って抱き込まれた 

抱えてた不安を全部投げ出して、ガチガチに武装してた強がりも全部捨てて
素直な気持ちになれることがこんなにも心地いいなんて・・・


「カズ・・・ごめんな、俺・・・何も言わなくてもわかってくれてる、って勝手に思い込んで甘えてた」
「あ・・・あの・・・じゃあ、噂は違うんだよ、ね・・・」

「あったりまえだろ、何度も言わすな。俺はお前だけだ。」


指でデコピン。
痛いってば・・・



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