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真面目な顔をしてそういう俺に　照れくさそうに、嬉しそうにしながら　そっと抱きついてくるお前。


「ずっと昔から・・・潤くんは俺の世界に色をつけてくれる」
「・・・・・・」

「潤くんが俺に元気をくれる。潤くんが俺に勇気をくれる。」
「俺だっていつもお前にいろんなものもらってるよ」

「潤・・・・・・」


俺の首に回した腕に　ぎゅっと力がこもる。


「潤・・・誕生日おめでとう」
「ありがとう、・・・って。え、もう30日になったんだっけ？」

「何言ってんの、もうとっくだよ」


時計を見ると　確かに時刻は０時を過ぎている