
5色の星☆アソート
第23章 ALIVE SM 5 潤
5-1
「好きな人に向かう」と宣言した俺に ホッとした笑顔を見せる翔君は 安心したように、ビールから日本酒に切り替えてるけど、
自分がその “好きな人” だって可能性について、少しも考えたりしないの?
暫くすると目の淵を赤くして、色っぽく俺を見つめる
「なぁ・・・お前の好きな人、って・・・男?それとも女?」
「ふふ・・・この間の流れからいって・・・わかるよね?」
「男か・・・あ、別に非難するつもりはないから。男だって全然構わないと思ってる」
「そうなの?」
「うん、真剣に好きなら、俺が口出すことじゃ無いだろ」
「俺が男と付き合ってもいいってこと?」
「・・・良いも悪いも・・・」
「翔君には関係ないことだから?」
「てゆーか・・・嵐としての活動の妨げにならないなら
プライベートにまで干渉する方がおかしいだろ、もうガキじゃないんだから」
