テキストサイズ

5色の星☆アソート

第23章 ALIVE SM 5 潤


5-2

「・・・何年前の話してんだよ?あんなの思春期のガキの戯言だろ」
「どっちかって言うと譫言って言って欲しいな」

「・・・・・・」
「あの頃、確かに熱に浮かされてたよね、俺」

「一過性のものだ・・・今はもう、オトナになっただろ・・・」
「うん、色んな意味でね。・・・でも、あの頃の熱も、冷めたわけじゃないよ
もし、その熱を冷ますことが出来るとしたら・・・」

「よせよ」
「翔君」

「お前は俺を勝手に理想化してるんだ。ホントの俺を知ったら幻滅するだけだよ」
「ふふ・・・ホントの俺?・・・幻滅?」



ストーリーメニュー

TOPTOPへ