
5色の星☆アソート
第24章 ALIVE SM 6 翔
「もうこの話はやめよう。せっかくのご馳走が冷めちゃうからな
・・・食べてもいいんだよな?」
「・・・そうだね・・・うん、勿論」
「いただきます」
「どうぞ」
腹を満たして行くうちに酔いなんか醒めてしまって
俺の頭の中には「食い逃げ」と言う言葉が浮かんだけど
違う違うと首を振り 勢いよく両手を合わせる
「ご馳走さん、美味かった!」
「口にあったのならよかった・・・」
まだその頬には涙の筋が残ってるのに
恨みがましいことを一切言わずに 笑顔を作る松潤
