テキストサイズ

5色の星☆アソート

第31章 リハーサル SO3 翔



「誕生日おめでとう」


グラスを掲げて 言うと
ぽかんと口を開けた智くんは 一瞬固まってから

「え?あ!ホントだ!」


「はは・・・もしかして忘れてたの?」
「うん 最近は曜日で動いてるから日付あんまり気にしてなくて・・・」

「智くんらしいね」
「翔君、もしかしてそれで誘ってくれたの?

「うん、まぁ・・。自力で上げた花火じゃなくて申し訳ないけど」
「自力で、って・・・相葉ちゃんやってたけど危なそうだったもんね、
翔君は 絶対怪我すると思うから やめた方がいいよ」

「だよね・・・、俺もそう思う。それで、これはプレゼント。前に言ってた“永遠に剃れる髭剃り”ね」
「お。欲しかったヤツだ、ありがと!」



ストーリーメニュー

TOPTOPへ