
5色の星☆アソート
第36章 一番甘いのは SM3 翔
「同じグループなんだから 奢ってもらうのなんて変だよ」
「そぉかぁ?一応俺の方が年上だし、多少なりとも先輩なんだから
別におかしくはないだろ」
「ふふ・・・ラーメンぐらいなら奢ってもらってもいいけどね」
「ラーメンなら 智くんにレシート渡せば 後から払ってくれるじゃん?」
「あはは・・・確かに。面白いシステム作っちゃったね」
「気の毒なシステム作っちゃったよなぁ」
そんな会話をしたことを思い出し、笑いながら
フォンダンショコラにスプーンを入れる
と、中からとろりと熱いチョコレートが溶けだす
「あ~、うんめぇ~・・・」
「簡単な割に美味いよね。また今度作ろうかな」
「うんうん、作って欲しい」
「てゆーか、今日作ったんだから もう翔君一人でも出来るんじゃないの?」
