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5色の星☆アソート

第42章 インロックと合鍵と俺 SN3 翔


3-1 

「翔ちゃん・・・何か顔が冴えないけど 大丈夫?」
「・・・大丈夫・・・てか 顔が冴えないのは通常営業だから」

「ふはは・・・んじゃ食べよっか」
「・・・ありがと・・いただき、まっ・・・」


ぼけーっとしたまま顔を洗って
ぼけーっとしたままダイニングに行く

どうにもこうにもニノの顔を直視しづらい俺は
テーブルの上に視線を落としながら 椅子を引いたんだけど


「フレンチトーストじゃん!すっげー!美味そう!
俺フレンチトースト大好き!」
「ふふ・・存じ上げてありますよ、てかその為に早起きして
食パン浸しといたんだから」

「うわー、ありがとニノ!頂きまーす、
・・うん、うん、うめー!」





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