
5色の星☆アソート
第57章 夢落ち6 火曜日朝 櫻井先生
こんな時なのに 大野さんの“ 可愛い ”という言葉に
えも言われぬ喜びが 身体の奥から湧いてくる
更に 誰にも触れさせたことの無い場所に
指が当てられ、入り口を解すように浅いところをゆるゆると撫でられる
「あっ・・・ソコ、ダメ・・・」
「ここ、初めて?」
「んっ・・あっ、・・痛・・っ・・・・・」
「ハジメテなの?・・・嬉しいなぁ・・・そう、もっと力抜いてね」
少しずつ奥に入って来た指が
体内を拡げるように 至る所をぐりぐりと掻きまわす
「はぁ・・・ん・・・」
「ふふ・・・イイコ・・・」
「や・・・苦しい・・・も・・許して・・・」
内臓を内側から探られる苦しさに
閉じた瞼からじわりと涙が滲む
