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その時


「櫻井さん、着きました」


マネージャーの声に　ハッと我に返る俺


「あ・・・・あぁ・・。ありがと・・」
「大丈夫ですか？疲れてるみたいですけど・・・」

「あ・・・うん、大丈夫・・・ちょっと睡眠不足なだけだから」
「それならいいですけど・・気を付けて下さいね」


心配してくれるマネージャーにお礼を言って
車を降り、歩き出すけど

自分のカラダの様子を　改めて探るまでもなく


「マズイ・・・めっちゃ勃ってる・・・・・・」