テキストサイズ

5色の星☆アソート

第58章 夢落ち7 夢から覚めた夢 S



隣に立つ松潤をチラッと見ても
いつもと同じように
上がって行く階数表示を見ながら 

「もう朝とか寒いよね・・・」

なんて話している


あぁ、よかった・・・
密かに胸を撫で下ろす俺

ほうっとため息を吐くと


「何か今日元気なくない?ちゃんと寝てる?」

いつもと変わらない 柔らかな口調に 
張りつめていた気も緩み

「うーん・・俺、最近変な夢ばっか見てさぁ、
あんま寝た気がしないって言うか・・」

なんて 思わず口に出してしまった後で
内心 ちょっとまずかったかな、と焦る

けど、松潤は心配そうに

「まだこの先どんどん忙しくなるから 体調崩さない様に気を付けてね」

と労ってくれた






ストーリーメニュー

TOPTOPへ