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5色の星☆アソート

第61章 嵐王国物語3 ~今、愛を歌おう~



が、ここで泰然と微笑んだのは
腰を庇いながら ベッドに起き上がった王でした


「そんなことは心配しなくてよい。私を誰だと思って居る?」
「「王様・・・」」

「我が嵐王国は 愛に満ち溢れた国。
思えば 一夫一妻制の方に無理があったのだ。
今日より 国民は 身分を問わず 
皆愛を分かち合う事を許すこととする」
「「そ、それは つまり・・?」」


王は にっこり笑うと
どこからか紙とペンを取り出し
流れるような達筆でしたため
ジャーン!とばかりにその紙を両手で掲げました






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