
5色の星☆アソート
第70章 My sweet honey SM3 翔
3-1
これからだっていうところで
まるでわざとのように 流れを断ち切り
電話に出てしまった潤
ただでさえ 面白くない、と口が尖りそうになるのに
それが流星からだと知って
俺の嫉妬の炎はメラメラ燃え上がった
おまけに すぐ済むかと思って待っていても
なんだかんだと話し続けて 全然終わらない
タイムリミット
ウイスキーのグラスをグイっと呷った俺は
電話中の潤ににじり寄った
潤、お前さ
俺を待たせてる事忘れてない?
てゆーか、そもそもお前は俺のものだって事忘れてない?
忘れてるなら 思い出させてやらないとな
