テキストサイズ

彼女たちのエロシチュ♡相手は同じ男ッ!?

第16章 桂里奈(27歳)VS電車で居合わせた男

辰巳さんは前をタオルで隠しながら
私の隣に座った。


「そんなに僕、おっかなかった?」

「そりゃそうですよ。こんな山奥に
連れてこられて、脅されて」


数分前までは辰巳さんの存在が
恐怖で堪らなかったのに
今は……


「お茶目だな。僕って」

「自分で言いますか、それ。お茶目で
これまでのことを済ませようとしてません?」


何故か憎めない。


「そうそう。桂里奈さんのエッチなところ
触ったのも、お茶目故の行動です」

「……やっぱり」


それですら憎めない。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ