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「その必要は無いわ。たった今
その辰巳さんから解約をしたいって
連絡があったから。そうよね？清水？」

「はい。ですから湯川さん。真凜が辰巳さんの
解約の手続きにこれから向かいます。
一応、真凜が辰巳さんの担当ですし」


この短大卒の新人
自分のことを名前で呼ぶ馬鹿女
清水真凜が契約書の作成でミスをした。


「それなら私が行くから。清水は行かなくて
いいよ」


清水を辰巳さんの元へ
行かせてなるものか。