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「……ベッド行こうか」


やや躊躇する辰巳さんに不安を感じる。


「ぁのッ……嫌だったらいいんですッ。
ごめんなさいッ」

「嫌とかじゃないんだ。本当に。
ただ、素直に正面から言われたことに
ちょっと驚いちゃって」

「ぃやぃやッ。そういう意味じゃなくってッ」


今さら何を弁解しようとしているの？私は。


だって辰巳さん……引いちゃってる。


「正直言うとね、ここまでの流れは
清香ちゃんとのエッチありきという
ところがあった。最低でしょ、俺」