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「加代ちゃんに嘘……というか騙した私を
どう思いますか？」


加代ちゃんとのLINEのやり取りを
辰巳さんに打ち明けた。


「逆に聞くけど、どうして加代に
嘘を付いたの？理由にもよるけど」

「辰巳さんと……一緒に居たくて……」

「どうして俺と一緒に居たかったの？」


肩を抱かれて顔を覗かれた拍子に
お互いの唇が微かに触れ合う。


「辰巳さんが……好き……だから……」

「じゃ、俺はその嘘を許すよ」


そして……重なり合うキスをされた。