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「潤と皆のおかげだよ～。応援してくれてたじゃんっ」

「そりゃあ受かってほしいし！それにしてもあの先生もすごいよね！」

「そう、先生の教え方が上手いんだよ！頭にスッと入ってくるの。俺、講義中寝なかったもんっ」

「うん(笑)」

マンツーマンで寝たら、それはそれで問題だけど(笑)。

「あとやっぱり智の好きなことっていうのが大きいよね。
あ、今度大野丸乗せてね？」
「まかせろっ！どこ行こう？どこ行きたい？」
「う～ん……、島とか？」
「どこの島？無人島？」
「無人島はやだ」
「なんで？」
「帰れなくなったらやだ」
「潤、俺を信じてねぇなっ？」
「そんなことないけど(笑)」
「あやしいっ」
「とにかく！
この勢いで1級もいけんじゃね？最終目標はそこでしょ？」
「マジか～～」

急に弱気になって項垂れる智(笑)。


でも、こんなに頑張ってんだもん。

叶うよ、きっと……。