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Treasure of life

第13章 Perfect Night

side O

今日の日を楽しみにしていた。

潤が『大野丸に乗りたい』っていろんなとこで言ってくれてたのは前から知ってたし。

俺は、潤が楽しんでくれるか正直不安だったんだけど。

ほら、潤の性格上あんま待てなさそうじゃん(笑)?


でもそんな心配は無用だった。

俺がバラしたときは心底悔しがって

漁師さんが釣ったレッドモンスターを見たときには目を真ん丸くして

それを食ったときには、キノコだの、ナタデココだの言ったりして


普段は見れない潤の表情を見つけた気がして嬉しかった。



やっぱり俺らってなんだかんだ気が合うんだよ(笑)。

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