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Treasure of life

第4章 どこにでもある唄。

…別に悲しくはなかった。


いずれは別れるのかなと思っていたから。



でも月日が経ってから、ふと思い出しては涙が出るようになった。


それは捨てられたという事実からなのか、何なのかわからない。


フラッシュバックのように。


あの日々のことが思い出されるんだ…。



誰でもいいから心の闇を埋めてほしかった。


深い海から救って欲しかった…。

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