こんな日は抱いて欲しい
第9章 カルーアミルクの女
「なんてことしてそぉ〜」
「ヤダ、真由ちゃん、ソレ凄くない〜」
「先生、羞恥プレイ好きって、この間言ったもん〜」
「確かに言いましたが……
僕は会社勤めをした事がありませんので、そういった経験はありませんが、憧れます!」
『僕!!あっ、自分の事は僕って言う派。
俺派が多い中、僕って新鮮じゃね~♡
いいとこのおぼっちゃまぽくてさぁ!』
「聞いていて興奮してしまいましたが、まさか、僕のイメージを想像されてのストーリーだなんて……恥ずかしくなりまして………」
「先生、エロ漫画描いてる癖に、ダメ、メンズ!
女は妄想食べて生きてんの!
現実の闇を和らげる媚薬なの!
どんな妄想にもロマンスが宿ってんの!」
「分かるぅ~ そうそう!!妄想大好き〜!」
「ねぇ〜♡」
「うん。現実から離れた夢の世界だよん!
エッチな世界に居ても、それはビジネス。
そこを割り切って女したいもん♡」
「だよね。口に出しては言えない事は、頭の中でビジョン化する。
それが楽しいんだよね~早穂さん!」
「そういうこと~♡」
メロンちゃんと意気投合!
神木龍之介、やや置いてけぼり?
でも、最初は私の方が恥ずかしがってしまい、神木龍之介やメロンちゃんが気を遣わせた。
リラックス兼ねて乗んだお酒が進むにつれ、気分が舞い上がっちゃいました〜♡
ハイ、お陰様で真由子ワールド全快!
捨て身のお笑い女子は、下品なエロも笑いに変えたい、いらんサービス精神もアリ。
早く普通の女子になりてぇー!!
本当は誰よりも可愛くいたいのに、バカ、バカなんだよ!トホホ……
話した後にやっちまった感ありますが……。