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こんな日は抱いて欲しい

第2章 レディースコミックしちゃう?


 背筋伸ばして歩くのさ。
少し高めのヒールのあるサンダル履いて、夏を満喫してやる。

 【グゥー】と鳴る腹にも、カロリーを注いでやらねば。

 夏バテなんてしない。
したところで見舞ってくれる男も居ない。
バテた私を優しく介抱しながら、汗ばんだ肌にそそられてくれる男が居ないなら、倒れらんないじゃん。

 『ほら、真由子、汗掻いてるなら、パジャマ取り替えろよ』

 なんて言われて、恥じらいながら背中向いて着替えるじゃん。

 『恥ずかしがるな!病人』
とか言いながら、背中をタオルで拭き拭きされてぇー

 で、それでよ、『俺、ヤバイわ……下心なんてサラサラ無いのに、真由子の背中見ていたら、変な気分になる』

 『もう……ダメよ……ダメ……ダッ』

 なんて言いながら、病んだカラダを優しく包んでキスして欲しぃ〜

 『真由子の微熱、感じる……』

 エロ漫画イケメンが何気なしに言っちゃうような台詞が聞きたいんだよ!


 って、オイ、私、かなり痛くないか?
夏の暑さでおかしくなってないか?
夏……暑苦しいからエッチしたくなる本能が……

 あたしを狂わせるぅ!!

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