こんな日は抱いて欲しい
第14章 タニシとモリマン♡
ギュッと繋いだ手を離したくない。
そう思える人が隣に居たらそれだけで幸せ。
その幸せを堅い絆で結びたいから求め合う。
肌と肌を合わせて温もりを感じ合い、今以上の愛を深める。
それが私の好きなセックス。
シャワーを交互に浴びて、薄暗い部屋で互いの存在を確かめ合う。
唇と唇を這わせ、キスで愛を語る。
好きという気持ちが唇を通じて伝わるから、もう無駄な言葉はいらない。
恥じらいながらベッドに沈んでゆく。
バスタオルで隠した肌。
あなたはバスタオルを剥がし、キスの雨で優しく濡らしていく。
こんな日が来るから、自分を大事にしなきゃって思うんだ。
上手く言えないけど、あなたのものになりたい気持ちを真っ直ぐ向けたいからじゃあないかな?