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こんな日は抱いて欲しい

第15章 感じるままに


 「ヤダぁ〜先生ったら、正直。
見たいよね……真由ちゃんの水着モ・リ・マ・ン♡」

 メッ、メッメロンさん!?
あーた小声で言ってるつもりでも、プールサイドは響くんですよ!!

 「純粋に水着姿の真由子は見たいです。
男がプールや海に女子を誘う時の下心はそんなもんでしょ!」


 メロンちゃんは高々と声を上げて笑います。
私は終始恥ずかしくて俯いてしまいます。

 「もう、ホント、ご馳走様〜
生を見たくせに、そっちも見たいなんて、先生の欲張りさん♡
先生が正直過ぎて本気度増し増し!!
私、邪魔じゃない?」

 「邪魔じゃないですよ。
早穂ちゃんは僕の大事なアシスタントです。
そんな早穂ちゃんには正直でありたいだけです。
勿論、真由子にも」

 照れます……。
照れるけど、下品をオブラートに包んでいるような会話……
何とかなりませんかね?
ですが、私達らしいですな(苦笑)


 「先生、描けてるんですよね?
【チョコミントな彼女】は?」

 「ハァ……でも今ぶっちゃけ真由子のパレオが邪魔なんですよね…」

 「えっ!?」

 「あっ!あぁ〜なるほど!!」

 なるほどって何ですか?

 

 超 イヤな予感…………

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