こんな日は抱いて欲しい
第2章 レディースコミックしちゃう?
「俺、そういうの好きだよ。
なんか、そういうのいい!」
酔っぱ顔だけど、瞳キラキラさせながら言われちゃうとキュ~ン!!
「好きだとさ、嫌いなとこも含めてみたいなとこない?」
「あるある!
もう、その恋に緊縛刑くらったぁ〜みたいな?」
「ちょ、ちょっと翔君、エロくね?
緊縛なんて、雁字搦めで身動き出来ない〜」
「そそ。エロくもなるさ。
色気ムンムンの真由ちゃんを前にして……」
「ヤダよぉ~翔君ったら、サービストーク上手くない?
甘い言葉に騙されて、借金地獄に突き落とされそうで怖いわ〜」
「あっ、一応、事務用品の営業してますが、主にルート営業なんでご心配なく。
宗教にも入ってませんから勧誘も致しません」
「なら、安心、安心」
「真由ちゃんと居ると楽しい」
「私も楽しいよ〜」
「やっぱ、俺にしとけば良かったかもよ?」
な、な、なんだ…その悪戯な瞳は?
口説いてんのかい?
これってよ、これ、俗に言う甘々ってやつじゃね?
レディースコミックみたいな事、起きそうじゃね?
ドキドキしてんだけど……。
ちょい、ムラムラも…………。
なんせご無沙汰だから、こんなシチュにもかなり酔えますが!!