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こんな日は抱いて欲しい

第3章 カモ〜ン


 で、優しくベッドに誘導され、押し倒されるぅ〜

 翔君もシャツもジーンズも脱ぎ脱ぎして、トランクス派だと思うから、それ一枚になって覆いかぶさる。

 男の胸板、広い背中。手は本能的に翔君をホールド。

 キス!キス!キス!何度も重なり合う唇。
舌なんて絡ませちゃってな。
舌先をチュウチュウ啜られて、『あっ、うぅん』なんて声出ちゃって、恥じらいの瞳はギュッと瞑ってしまうのぉ。

 翔君は熱い息を吹きかけながら、耳朶を唇で攻めるぅ〜 

 耳朶から首筋を翔君の唇が這い、右手は私の胸をブラの上から揉んじゃうの。

 『さっきまで友達だったのに……』

 これ、一度言ってみたかった!

 友達の垣根を越える男女の、最後の抵抗?
いや、脱友達への希望の言葉よ!
愛し合う男女には、禁断的な怪しさがより一層、関係を深めてしまう、マジカルボキャブラリーは使っておかねば!

 『真由……もう友達じゃないよ』

 そう、男はその路線から優しく外してゆくの。
女に罪悪なんて感じさせちゃダメ!

 『こうなる、運命だったんだよ…』

 優しく囁やけ!激しく愛撫しながら!
甘い世界に連れてゆけ!
キュン死とやらをさせてみよ!

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