テキストサイズ

こんな日は抱いて欲しい

第1章 彼氏いない歴 1年


 残業中、二人っきり。
密かに憧れていた仕事の出来るイケメン先輩。

 そんなシチュエーションに女は酔うのさ。
エロ漫画ならそんなのありきたりなのに、現実はねぇーから!

 仕事終わりの診察室で、先生に診察台に押し倒されたら、必死で抵抗しますよ!

 
 ないない。

 それすらもない!

 だって、勃てるか微妙な気の優しい爺様先生なんだもーん。

 まぁ、あたしの現実はこんなもんよ!

 指についたやらしい自分の汁をティッシュで拭って、さっきのひと時を忘れ去る。

 記憶削除作業開始!

 クロッチにしっかり跡を残す罪悪な感触が、より一層惨めにする、真由子24歳の虚しい午後の休日。

 シャワーを浴びて、いつものカラダに戻らないと。

 服を脱いで、我の裸を見てみるが、胸の形も悪くない。
多少乳輪が大きいが、許される範囲だ。
乳首だって、男の舌がチロチロする分には問題なく突起だってするんもん〜

 アソコだって綺麗よ!
クロチリ毛は殆どの女子に共通だし、濃いか薄いかの差でしょ?
卑猥さはめくるめくエロスの隠れ蓑。
中身は武器となる。

 なんせ、一年も指以外の侵入を許した形跡のない武器は、いざヤる時は処女並みに引き締まってんじゃね?

 真由子に引き締められて、もがく男性器は幸せだよ!

 『痛い』なんて、ちょっとウブく言っちゃうかもね?

 さてと、オナニー臭は薔薇の香りのボディーソープで消し、オナ罪悪もシャワーで洗い流すわよ!

 いと虚し…………

ストーリーメニュー

TOPTOPへ