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私の思うこと

第10章 雑談。

私の住んでいた町には、沢山あったのだけれども、公衆電話って今はもうあまり使う人がいないのに、よくまだあるよね。


いや、別に公衆電話の存在意義を否定するわけではないのだけれど、しかし携帯電話の普及してきた昨今、口臭の臭いで臭そうな公衆電話なんて、誰が使うのだろう。


無料で電話してもいいよというサービスなのだとすれば、私もこんなことは言わないのだけれど、しかしお金を払うというのは、いかんせん公衆電話の価値観がおかしいと思う。


私ならば、「電話貸して」「いいよ、ただし十円ちょうだい」とはならない。


無料で貸し出す。


むしろ持って帰って貰っても一向に構わない。


公衆電話の小ささよ、身体は普通の電話よりも大きいくせに、心の小ささよ。


誰がお金払って旧型の固定電話を使いたいと言うのかね。


だったらせめて、番号打ち込めるのが立体映像として出てきて、その映像に手をかざすと番号打ち込めるくらいの未来性が欲しい。


でないと、誰も使わないんじゃないか。


なんて思っていたのだけれど、スマホの充電が切れていた時に、倒れてるお婆さんがいて、救急車呼ぶのに公衆電話を使った。


人の命と比べたら、十円なんて十円みたいな物だと私は感じた。


でも、公衆電話ってどちらにせよあんまり使わないよね。

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