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第8章 いじいじ






結局夕飯ににのちゃんは来なかった。

潤にきいたらずっと布団かぶって寝てるって。


ほんとに具合悪かったのかな?

それとも落ち込んでる?

・・・もしや俺に会いたくない?






M「にのとなんかあったの?」


S「にのに性転換を迫ったらしい。」


A「翔ちゃんっ!! 」



M「どゆこと(笑)なんでもいいけどさ、話しかけんなオーラが凄すぎて俺めっちゃ部屋居づらい。」


A「・・・うん。ごめん。」


M「早く仲直りしちゃいなよ?」


A「うん。・・・明日謝る。 」



そうだ、明日学校行ったら一番に謝ろう。








そう思っていたのに。

翌日朝練が終わって、教室にダッシュで駆け込むと

にのちゃんがまだきていない。

ホームルームが始まってしまい、

出席簿をつけてた担任のセンセが

みんなに「二宮休みかー?」と問いかけると

返事をしたのはおーちゃん。




O「風邪で休むと連絡ありました。」




もしかしたら、俺のとこにも連絡があったのかも、

なんて期待して机の下でケータイを確認したけど、

俺のとこにはメッセージはなかった。




やっぱり俺、避けられてる?










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