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第10章 さらさら
今日も夕食時ににのちゃんを見つけるなり
健センパイが俺たちのテーブルにやってきた。
いい加減潤も翔ちゃんも
センパイの存在に慣れはじめて、
普通に受け入れちゃってるし。
あ、にのちゃんケチャップついてる・・・
三「あ、にのケチャップついてるよ?」
・・・先越されたし。
おしぼりでそのケチャップをふいてると
彼女か、と翔ちゃんに突っ込まれるセンパイ。
三「それを言うなら絶対にのが彼女だろ!」
・・・やめてよ、にのが気にしてることなのに。
女の子扱いしたり、しないで。
N「あはははは!」
!!!
センパイの冗談に一緒になって笑うにのちゃん。
・・・なんでだよ。
俺のときはあんな怒ってたのに。
