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痴漢電車

第11章 秘密の家庭訪問



亘「…!?」

千佳「先生…」

亘「早川、大丈夫だった?」

千佳「…大丈夫…じゃないです…恭子…
今日泊まる事になって…」

亘「そっか」

千佳「恭子、今ご飯食べてて、もうすぐ
お風呂に入ると思うんで、その間に外に
出てください」

亘「…」


恭子は今
ご飯を食べていて
食べ終わったらお風呂に入るはず

恭子はお風呂が好きで長風呂、その間に
亘を外に出す作戦だった
だけど…


亘「…」

千佳「先生、聞いてます?」

亘「早川が泊まるなら俺も今夜、泊まろ
うかな」

千佳「は?何言って…」

亘「なんか楽しそうだし、いいよね」

千佳「先生!!」

亘「ほらっ、戻らないと早川に怪しまれ
るよ」

千佳「…わかりました…」

亘「…」


恭子が泊まるのなら自分もと言い出した
バレたら大変な事になるが
仕方がない…


千佳「二人が会わないように気をつけな
いと…」


二人が会わないよう鉢合わせないように
常に気を配り注意するしか
なかった…


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