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痴漢電車

第14章 妊娠疑惑



千佳「…っ」

尚輝「千佳、大丈夫か…」

千佳「大丈夫だよ、これくらい…」

尚輝「…」

千佳「全然…っう…」


大丈夫、これくらい平気

二人が付き合ってる事は前から知ってた
だからツーショットを見たくらいで
メソメソ泣くなんて

そんな事…


千佳「っうう、ぐっ…」

尚輝「…!!」

千佳「あっ、ちょっ…町田君!?」

尚輝「…」

生徒「ちょっと、まだ5球残ってるよ?
町田君、ちょっと!!」

千佳「あ…っ…」

尚輝「…」


二人を見ないで済むように尚輝は千佳を
体育館の準備室へ連れて行った
そこで尚輝は…


尚輝「…」

千佳「どうしたの、フリースロー、まだ
途中だったのに…」

尚輝「辛いんだろう…」

千佳「えっ…」

尚輝「本当は辛くて溜まらないんだろう
だったら…」

千佳「…っ!!」

尚輝「辛いなら俺がこうしててやるから
千佳の気が済むまでずっと…」

千佳「…町田君…っ…」

尚輝「…」


慰めるように千佳を強く抱きしめた


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