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尚輝「まさか、いや…」


まさかと思いパッケージ裏を確認すると
そこには小さく特別映像として
盗撮映像もあります

そう書いてあった


尚輝「…」


見るのをやめようとした
だけども何か映ってるかもしれない

被害者に対し申し訳なさを感じながらも
尚輝はＤＶＤを止める事なく
そのまま見続けた


尚輝「…」


映像はダイジェスト風で
若い女性や大学生や学生などが映り
その中に見覚えある鞄とキーホルダーを
見つけた


尚輝「このクマのキーホルダー、どこか
で見た気が…」


一見どこにでもありそうなものだったが
実は限定１０個と希少価値の高い
キーホルダーだった


尚輝「そうだ、姉貴も持ってた」


偶然にも百合と同じキーホルダーだった
だけど同じなのはキーホルダー
だけではなかった…


尚輝「この人が着てる服、鞄も似てる、
こんな偶然、あるのかな…」


着てる服も持ってる鞄も百合と似ていた
こんな偶然が何度もあるのか
違う、偶然ではない
彼女は…


尚輝「まさか姉貴、姉貴なのか…」


彼女は百合だった